優先度の決め方

仕事の優先度を設定する意味

ビーバーは、成人したり、死亡したり、怪我で働けなくなったりしますので、労働可能な人数は常に変動します。

仕事場の優先度を上手に利用することで、大量死が発生しても、大繁殖しても、水車が回らない乾季も、適切に仕事を切り替えることができます。

仕事の優先度の例

優先度仕事
5汲水ポンプ, 農場
4製材所, 水生農場, グリル, エンジン など
3地区の中心, 運搬員の拠点, 地区の中継地 など
2木こりの基点, 森番の詰所
1清掃員の基点, 採集者の基点

優先度5:常時最優先

汲水ポンプと農場だけを優先度5にしておけば、ビーバーが激減しようが、怪我人が増えようが、生きるのに最低限必要な飲食物だけは維持できます。

優先度5の職場を増やすと、大量死が発生した際に汲水ポンプや農場で働いてくれなくなりますので、かえって危険です。

優先度4:稼働と停止の切り替え

動力を必要とする施設は優先度を4にして、使う時は施設を稼働させ、使わない時は停止にすると良いです。優先度が低いと、せっかく風車や水車が回っているのに、誰も働いてくれなくなります。重力バッテリーが完成するまでは、稼働/停止の切り替えを小まめに行うと良いです。

水生農場やグリルも、基本的に優先度4です。水生農場は、川の水位が変動すると栽培できなくなるため、一気に植えて、一気に収穫することが多いです。グリルも、町が大規模になるまでは、常時稼働するほどの仕事量がありません。

優先度3:人数調整

地区の中心や運搬員の拠点などは、基本的に労働者を少な目にし、状況によって労働人数を増加すると良いです。

地区の中心の人数を増やすと丸太が減り、地区の中心の人数を減らすと丸太が徐々に回復しますので、地区の中心で丸太の備蓄量を調整できます。

地区の中心の優先度が高いと、人数を増やした際に労働バランスが悪くなりますし、優先度が低いと、人数を増やしても労働者が増えませんので、優先度3が丁度良いです。

優先度2:丸太の備蓄

丸太は、建設状況によって消費量にムラがあります。消費量にムラがあるので、消費量に供給量を合わせるより、暇な時に大量に伐採し、大量に備蓄するのが良いです。

木こりの基点の優先度は2くらいです。風車や水車が回っていない時に動力関連施設を停止させれば、そこの人員に伐採をさせることができます。

エンジンやグリルに必要な最低限の丸太量を確保するために、立地の良い木こりの基点のみ優先度3か4にすると、なお良いです。

優先度1:暇つぶし

清掃員の基点や採集者の基点は、基点の建設に資材が必要ありません。大量に作り、丸太切れや渇水や冠水などで大量の暇人が出た時、まとめて働かせると良いです。

状況によっては、丸太よりも金属スクラップの方が必要になることもあるでしょうから、そんな時は優先度1と2を入れ替えます。あらかじめ1と2を混ぜておくのも良いです。

天文台やナンバークランチャーが完成すると、研究家はいらなくなりますが、研究家も暇人が大量発生した時のために優先度1で残しておくと良いです。

建設は優先度より停止

建設物にも優先度を設定できますが、すぐに必要ない建設物は、優先度を下げるより停止にした方が良いです。

例えば、すぐに必要ではない堤防やロッジの優先度を低く設定しておいても、暇な建設担当がそこに丸太を全部つぎ込み、板制作やグリルに必要な丸太がなくなってしまうこともあります。

建設の優先度は、がれきの回収を優先度1に設定しておくとか、最優先で必要な汲水ポンプを優先度5に設定するとかで、基本的に3のままで十分です。

建設順序でコントロール

建設の優先度より、建設指示を出す順番の方が重要です。同じ優先度3でも、建設物を置いた順番に建設しようとするからです。

例えば、ゲーム開始直後の場合、木こりの基点、汲水ポンプ、ロッジと建設命令を出せば、優先度を調整しなくても、木こりの基点、吸水ポンプ、ロッジの順番で建設してくれます。長い階段を手前から順番に建設させるとか、ダムを手前から順番に建設させるとかも、建設物を置く順番でコントロールできます。

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