灌漑と蒸発

高低差と灌漑範囲

灌漑範囲

灌漑範囲は最大で16マスですが、水面より高い土地は灌漑範囲が狭くなります。1段高い土地は10マス、2段高い土地は4マスです。

汚染も同様のシステムで、汚水面と同じか低い土地は7マス、1マス高い土地は2マスまで農作物が枯れます。

アップデート5で灌漑範囲の仕様変更

灌漑範囲

アップデート5で、灌漑範囲に水域面積が影響するようになりました。放水場で1マスに水を貯めただけでは、狭い範囲しか灌漑されません。

水域面積なので、用水路を伸ばしても、川幅を広げても、どちらも効果があります。川幅1マスだと灌漑距離は片側最大6マス、川幅2マスだと灌漑距離は片側最大12マス、川幅3マス以上だと灌漑距離は片側最大16マス(従来の距離)です。

川底を掘って水を貯めても、水面の高さが同じなら、灌漑範囲も同じです。蒸発などによって水面が1ブロック分下がった場合、今までと同様、灌漑範囲も狭くなります。

アップデート5で蒸発の仕様変更

川やダムの水は、水面から徐々に蒸発します。アップデート4までは、20日で水深1ブロック分が蒸発しました。

アップデート5で、水域面積が狭いほど蒸発量が多くなりました。1×1マスの溜池なら、2日半で蒸発します。巨大なダム湖なら、以前と同程度の蒸発量です。

溜池の灌漑と蒸発

横縦灌漑マス数水位低下/日総蒸発量灌漑/蒸発
1x1200.4350.43545.98
1x2760.3550.71107.04
1x31300.330.99131.31
2x22520.220.88286.36
2x34920.150.9546.67
3x38960.1050.945948.15
3x49310.091.08862.04
3x59660.0851.275757.65
4x49670.081.28755.47

溜池を作った場合の灌漑マス数と蒸発量を調査しました。[水位低下/日]は、1日に下がる水位です。[総蒸発量]は、水位低下と水域面積をかけた数値です。[灌漑/蒸発]は、[灌漑マス数]を[総蒸発量]で割った数値です。

結論から述べると、溜池は3×3のサイズがベストです。灌漑範囲が一気に広がり、総蒸発量も控え目です。さらに広くすることで、灌漑マス数が少し増え、水位低下がゆっくりになりますが、総蒸発量が増えたことで水効率が悪くなってしまいます。

3×3マスの溜池の場合、満タンまで貯めても10日目に涸れますので、定期的に放水場担当に仕事をさせる必要があります。

用水路の灌漑と蒸発

幅長灌漑+1灌漑+2水位低下/日総蒸発量
1x20600.2855.7
2x201260.1255.0
3x2016100.063.6
4x2016100.0554.4

用水路を作った場合の灌漑範囲と蒸発量を調査しました。[灌漑+1]は、水面から高さ1ブロック以内の地面の灌漑範囲で、[灌漑+2]は、高さ2ブロック以内の地面の灌漑範囲です。[水位低下/日]は、1日に下がる水位です。[総蒸発量]は、水位低下と水域面積をかけた数値です。

結論から述べると、用水路は川幅3マスがベストです。幅3マスで灌漑範囲が最大になり、用水路内の総蒸発量は最低になります。川幅4マスにすると、さらに水位低下は減りますが、総蒸発量は増えます。

川幅3マスの用水路だと、満タンまで貯めた水も17日目に涸れます。難易度ハードでプレイする場合、用水路に水を追加するか、用水路の水深を深く作っておく必要があります。深い場所にある水でも、10マスの距離まで灌漑できます。

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