批評(レビュー) 
はじめに
この批評(レビュー)は、まだコンビニドリームをプレーしたことがない方のために、ゲームの概要と個人的な批評を紹介したものです。
購入の参考になさる方は、人によって違った楽しみ方、違った評価があることを理解した上で、お読みください。既にプレーされた方は、お読みになる必要はございません。
批評(レビュー)
コンビニドリームは、新人オーナーとなってコンビニ経営するシミュレーションゲームです。800円のダウンロードソフトですが、そのシステムは本格的です。
まずはアルバイト店員を雇うところから始めるのですが、店員はそれぞれ能力やスキルが異なり、担当業務も3つから選びます。次に商品を並べるわけですが、商品の売れ行きは、棚の置き場所と商品と客層と季節と天気と店の雰囲気が影響します。客も全てが善良なわけではなく、万引きや酔っ払いもやってきます。
要素の多さが本格的シミュレーションゲームを期待させますが、このゲームには決定的な問題が存在します。難易度とバランスです。これだけ多くの要素を組み合わせておきながら、難易度がかなり低いため、試行錯誤するまでもなく最初から利益が出続けます。赤字の危険性がないバランスでは、どれだけ本格的なシステムであろうと、経営ゲームとしては失格です。
では、このゲームは駄作かというと、そうとは断言できないのが不思議なところです。少なくとも私は、金額に見合うだけの時間は熱中してプレイできました。おそらく、これは経営ゲームではないのでしょう。
次々にやってくる客、商品が切れた棚、レジに並ぶ客、溢れるゴミ箱、しつこい酔っ払い。それらの問題をテキパキと店員に指示してさばいていると、突如現れる万引き客。そう、これらの作業は、まるでタワーディフェンスやパズルアクションをやっているような感覚です。
このことに気がつけば、あとはそれを楽しむだけです。あえて店員は増やさずに店舗を拡大させて忙しくしたり、棚を迷路のように配置して万引きを捕まえやすくしたり、遊び方は工夫次第です。これでも赤字にはなりません。
制作者の意図は分かりかねますが、少なくとも経営ゲームとして期待してはいけない作品です。忙しさを楽しみましょう。どうしても経営を楽しみたい方には、A列車で行こう3Dをおすすめします。
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